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校長室だより

校長室だより
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2020/06/05new

令和2年度 校長室だより第5号

| by:admin
 6月です。例年この時期は気温が上昇し、授業を受ける方も行う方も水分をしっかり取るなど、暑さ対策を行いながらの学校生活となります。今年は、マスクの装着が必要となり、いつもの年よりも熱中症等には十分気を付けて見ていかなければと考えています。
 幸いなことに、昨年度全教室にエアコンが配置されました。早速昨日使用した学級もありましたが、試運転も快調でした。もちろん、換気の方も忘れずに行っています。電気使用量は昨年度よりもかなり掛かってしまうことが予想されますが、子ども達の体調管理の為にも県教育委員会に頭を下げてお願いしたいと思います。
 それでも、四六時中マスクを装着していると、発話が難しかったり呼吸しづらかったりと、授業に集中できない場面も出てくるのではと考え、教員がフェイスシールドやシールド板を活用することで、子ども達がマスクを外して活動する場面も少しずつ増やしています。体育や外遊び、部活動も始まりましたので、安全・安心を考えながら暑さ対策と一緒に今後も配慮していきます。家庭の方でもご配慮、ご協力をよろしくお願いします。
 待望の給食も今週から始まりました。3か月もの間給食がなかった経験など、保護者の方々も初めてかと思います。私もそうでしたが、昼食の準備にはさぞご苦労されたかと存じます。大変お待たせいたしました。
 給食は始まったのですが、感染症防止対策の徹底のために、今までのようなテーブルを囲みながら楽しく会話をしての食事とはできず、座席のスペースを空けると共に、なるべく一方向を見ながら会話を控えた、新しい形態での給食を始めました。1回で食事をする人数を減らすため、中・高等部の教員の中には生徒が給食を終えてから食堂入りして、急いで食べるという方策も行っています。しばらくはこのまま続けていきます。早く以前のような給食の形態に戻したいと思ってはいますが、この新しい形が新しい生活様式として定着するようになるのかもしれません。
新しい形態で給食を食べている写真 
 まだまだ、コロナ禍における新しい生活様式の模索は始まったばかりです。試行錯誤をしながら最適な学校生活を送れるように取り組んでまいります。引続きご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

      令和2年6月5日
          山形県立山形聾学校  校長 大原 良紀
13:02
2020/05/25

令和2年度 校長室だより 第4号

| by:admin
 5月18日(月)からは、週3日ずつですが学部ごとようやく再開となりました。そして、本日25日(月)からは週5日の毎日、全学部の子ども達が登校することとなりました。給食はまだ提供できておらず、完全再開は6月1日(月)からとなりますが、それでも毎日子ども達が学校に通えるようになる日を、教職員一同は待ちわびていました。しかもうれしいことに、本日は34人の幼児児童生徒が一人も休むことなく全員出席でした。  
 子ども達にとっても学校再開は待ち遠しかったのでしょう。未だ、自力通学の生徒の中にも保護者の送迎によって通学する生徒もおり、家庭のご協力に感謝しておりますが、バスや電車等の公共機関で通う生徒も徐々に増えてまいりました。今後、部活動なども回数を制限しながら希望する生徒には行っていく予定です。安全を確認しながら、少しずつ通常の学校生活に戻っていけるよう努めてまいります。
 下の写真は、眼鏡を付けている私でも装用できる、ゴーグル付きのフェースシールドです。ミクロン精密さんからいただいたフェースシールドを前々回に紹介しましたが、現在様々なシールドを教職員が試作し、授業で活用しています。
左:ゴーグル付きフェースシールド 左:左の写真のものを校長が身に着けた様子
 サンバイザーに張り付けたものや、机との間にシールドを設けるなど本校教職員の創意工夫に感心しています。その中で、写真のフェースシールドは本校高等部専攻科の生産技術科の生徒が制作し、私に持ってきてくれたものです。担当教員と工夫して考え、100円ショップ等で材料を調達し作ってくれました。フェースシールドは、現在高等学校の授業などにも活用されているとの事で、参考になれば幸いです。また、ミクロン精密さんからは、前回に引き続き改良を加えたフェースシールドを寄贈してもらいました。この場を借りて再び御礼申し上げます。
 マスク越しではありますが、子ども達の声が学校中で聞かれるようになり、うれしくて何度も校内を巡視するようになりました。スマホのアプリで確認すると、1日6,000歩以上は歩くようになっています。休業期間の3倍くらいです。完全再開時には、やはり給食が一番心配となりますが、様々な工夫をして、安全安心な給食を提供していくよう努めてまいります。ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
      令和2年5月25日
               山形県立山形聾学校  校長 大原 良紀

14:15
2020/05/15

令和2年度 校長室だより第3号

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 今週から、ついに分散登校が始まりました。5月12日(火)は幼稚部と高等部。14日(木)は小学部と中学部。そして本日は再び幼稚部と高等部が登校し、授業を開始しました。(送迎等の都合で別日登校の幼児児童生徒もおります。)
 学校の再開を待ちわびていたことでしょう。久しぶりに会った子ども達は皆元気で、生き生きと学習していました。教職員もマスクやシールドなど今まで使うことがほとんどなかったものを装着しての授業ではありましたが、休業中とは打って変わった様子で、いつも以上にはつらつと授業を行っていたように感じました。やはり、子ども達の声が聞こえ、かかわることが我々にとって何よりの喜びだと再認識しています。
左:口元が見えるマスクを装着した校長 右:ソーシャルディスタンスを守り手洗いをする生徒たち
 まだ始まったばかりで、授業日も授業時間も普段より少ないのですが、来週から徐々に増やしていき、お便りで示した日程通り、早く元通りの学校生活が送られるようにしていきたいと思います。そのためにも、現在本県では感染症の患者が10日間ほど出ていませんが、このような状況が今後も続いていくことを願っています。
 それにしましても、今年度は授業日数がいつもの年よりも少なくなりました。夏休みや春休み等の長期休みを短縮しましたが、まだまだ足りません。教科の授業時間をできるだけ確保するために、行事等の削減も行います。それでも不足する場合には、朝や放課後を活用した補習なども考えています。
 また、学校は教科の学習だけでなく、社会のルールや人とのかかわり方などを学ぶ場所でもあります。学校生活でしか得られない資質・能力等を、個に応じてしっかりと身に付けることができるよう指導・支援してまいりますので、今年度はいつもの年よりも一層の相談や話し合いを担任と行い、目標を共有して進めてください。
 令和2年度、34名の幼児児童生徒と、80名の教職員(偶然にもどちらも昨年度と同じ人数です)が一緒になって、それぞれの人間力を高めてまいります。応援よろしくお願いします。
 今回は、4月の新任式での中学部生徒会長の歓迎のあいさつを紹介します。とても分かりやすく堂々とした発表で、新しく本校に赴任した教職員も皆感動していました。

 新任の先生方、ようこそ山形聾学校にいらっしゃいました。私達は今日、たくさんの先生方をお迎えし、大変うれしく思います。
 山形聾学校では、運動会や山聾祭、校外学習など、たくさんの行事があります。運動会や山聾祭では、幼稚部から専攻科までみんなで協力して活動し、とても盛り上がります。幼児児童生徒数は少ないですが、みんな仲良しです。
 各学部でも様々な行事があります。近くの小・中学校や施設と交流したり、高等部は地域でぶどう箱作りをしたりしています。
 私達は聴覚障がいがあり、言葉が聴き取りにくかったり、話が分からなかったりすることがあります。私達と話をするときは、顔を見て、大きな声でゆっくりはっきり話してください。お願いします。
 新任の先生方と学習や様々な行事、部活動などで仲良くなれたらいいなと思います。これからよろしくお願いします。



 令和2年5月15日
                  山形県立山形聾学校 校長  大原 良紀


11:25
2020/04/30

令和2年度 校長室だより第2号

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  今日で4月が終了します。令和2年度の本校の登校日は、始業式と入学式が行われた1日だけでした。長い間子ども達に会えないのがこれ程辛いとは予想以上です。皆さんも長期休業で様々な課題やストレスが増えているのではないでしょうか。休校開けが予定されている5月11日までに、何かありましたらいつでも学校の方へご連絡をお願いいたします。
 私が着用しているマスクは前回紹介した、「ゆずりはの会」から寄贈いただいたマスクです。 また、手にしたフェースシールドは、「(株)ミクロン精密」さんからいただいたものです。

「ゆずりはの会」のマスクを着用し、フェイスシールドを持った校長の写真

 こちらは、山形市の手話通訳者に使ってもらうために提供したという新聞記事を読み、本校の授業用にも何とかならないかと考え、ダメもとでお電話したところ、現在の在庫である5個をすぐに持ってきていただいたのでした。今後、病院などに提供することを考えていらっしゃる中で大変ありがたいことでした。有効な活用に取り組んでまいります。

 フェイスシールドを着用した校長

 この他にも、県教育員会等から多数のマスクを寄贈していただいたり、教室やトイレなどの消毒の仕方を日々研修したりと、いつ子ども達が登校しても安心して授業ができるように体制を整えています。さらに休校が延びることも考え、ホームページでの発信やユーチューブ等での動画配信のための教材づくりなどにも取り組み始めています。
 新型コロナウイルスに感染しない・させない、安全な学校づくりを第一にしながら、学習保障もしっかりと進めていきたいと考えています。一層のご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 さて、始業式の小学部6年生の話と、新入生の代表の挨拶(新高等部1年生)を紹介します。


 <始業式の幼児児童生徒代表のことば>
 ぼくは、今日から六年生になります。一学期にがんばることは、二つあります。
 一つ目は、小学部のみんなをまとめることです。ぼくは、執行委員の三年目になります。だから、慣れているので、楽しい小学部になるように小学部のみんなをまとめていきたいです。また、一年生にやさしく教えてあげたいです。そして、楽しい生活を送れるようにしたいです。
 二つ目は、寄宿舎の生活です。五年生では、きまりを守ることができました。五分前行動ができました。最初は、分からないところがたくさんあって、不安だったけど、○○君にきいて、分かって安心しました。
 これからがんばることは、言葉遣いです。相手のことを考えて話をすることをがんばりたいです。先輩や先生方に敬語で話したいです。後輩には、正しい言葉を使って話したいです。
 この二つのことをがんばって、小学部のみんなのお手本になりたいです。
 
 <入学式の幼児児童生徒代表のことば>
 日増しに暖かさが増し、春の訪れが感じられる今日、私達は入学式を迎えることができました。私達新入生にとって新しい生活が始まります。
 私は高等部に入学して頑張りたいことが三つあります。
 一つ目は勉強です。新しい教科の学習が始まるので心配ですが、分からないときは積極的に質問して、分かるようにしていきたいです。
 二つ目は自分からできることを見つけ、積極的に行動することです。行事や生徒会活動などで、分からないことは先輩に教えていただきながらも、自分の意見をはっきりと伝えられるようになりたいです。
 三つ目はたくさんの人と関わることです。私は健聴者とコミュニケーションを取ることが苦手ですが、高等部ではたくさんの人と関わり、楽しくコミュニケーションをして、苦手をなくしていきたいです。
 今日からの高等部での生活では、この三つのことを心掛け、仲間と共に協力し合って頑張っていきたいと思います。先輩の皆さん、先生方、私達新入生を宜しくお願い致します。


 
 令和2年4月30日
            山形県立山形聾学校  校長 大原 良紀



11:06
2020/04/21

令和2年度校長室だより第1号

| by:admin

令和2年度本校入学式の様子

 4月21日(火)に、令和2年度の始業式と入学式が行われ、ようやく山形聾学校の新学期がスタートしました。3月から休校が続き、卒業証書・修了証書授与式も少人数に分かれて縮小しての開催でした。今年度は、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行い、4月7日に開校し、始業式・入学式を行う予定でしたが、山形県への感染の広がりにより、急な延期となってしまい、ご迷惑をおかけしました。特に前日に寄宿舎に戻った児童生徒には大変申し訳ないと思っています。ご理解をいただき逆に温かい言葉をいただいた保護者の方々には感謝でいっぱいです。

 開校できずに引続き休校が続きましたが、その間に、聴覚障がい児及びその家族へ支援する組織の「ゆずりはの会」の小学部の保護者の方から、手作りのマスクを子ども全員分いただきました。幼児児童生徒一人一人の顔の大きさに配慮し、なんと7サイズもありました。しかも三枚重ねで、布の間にハンカチなどを挟んで使用できる非常に手の込んだマスクです。マスク不足のこの時期に大変貴重なものをいただき、本当に感謝しています。

 改めて、学校とは、保護者や地域の方と共に育っていくものだと思いました。今思うと、毎年日めくりカレンダーを大量に寄贈してくださる小学部の保護者のお陰で、幼稚部や小学部のカレンダーワークが非常に効果的に進められています。また、ゆずりはの会の方々は、最早期教育相談のひよこ教室に、読み聞かせや保育のお手伝いにボランティアで来てくださっています。今回、一斉メール等を使い急な連絡や変更などにもかかわらず、すぐに対応してくださった保護者の方々も含め、学校だけではできないことも、ご協力のお陰で様々なことをスムーズに進めることができています。

本日の始業式や入学式で話をしましたが、命より大事なものなどありません。その為には、今後も予定していたことが大きく変わることがあると思います。子ども達の安全・安心の為に、一層のご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

本日の入学式も来賓や在校生が不在でしたので、校長式辞を以下に示します。


 

暖かな春の光が学校を包んでいます。本日、保護者の皆様のご臨席の中、令和二年度山形県立山形聾学校入学式を挙行できますことに、心からうれしく思います。

幼稚部二名、小学部二名、中学部一名、高等部五名、専攻科二名、合計十二名の皆さん、ご入学誠におめでとうございます。本日から、それぞれ新しい学校生活が始まります。

幼稚部や小学部に入学する皆さんは、どんな楽しいことが待っているのかと希望に胸がいっぱいの事でしょう。お友達や先生と一緒に、たくさんの宝物を見つけてください。

中学部や高等部、専攻科に入学する皆さんは、自立と社会参加に向けて、生きる力を確実に身に付けなければなりません。自分の将来を見据え、目標達成に向けて精一杯チャレンジしてください。

知・徳・体がバランスよく調和された「人間力」を磨いていけるよう、今日から一緒に頑張りましょう。皆さんの日々の努力に期待します。

現在、新型コロナウイルスの感染者が、東京や大阪だけでなく本県でも増えてきております。どこに危険が潜んでいるか分からない状況です。一番大切なのは、命の安全です。命より大事なものなどありません。自分の命は自分で守るという考えを強くもち、感染症対策などには毎日しっかり取り組みましょう。

保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。世の中がこのような状況ではございますが、子ども達が安心して学校生活を送れるよう、様々な安全対策を講じながら進めてまいりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

また、子ども達一人一人の個性を大切にし、「豊かなことばと自立の力を育む」という本校の教育目標の実現に向け、全教職員が一丸となって努めてまいります。

結びにあたり、これから始まる学校生活の中で、幼児児童生徒がのびのびと大きく成長することを期待し、式辞といたします。

 


入学式や始業式等の児童生徒代表の挨拶もそれぞれ素晴らしかったので、次回からの校長室だよりで紹介していきたいと思います。

今年度もよろしくお願いたします。

 

      令和2年4月21日

           山形県立山形聾学校 校長  大原良紀



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