今年も残すところ後わずかです。本日は、今年の仕事納めの日です。教職員が2学期に行ってきた指導や支援の状況等を振り返りながら、来年の進め方を再確認したり改善したりするために、様々な話し合いがもたれています。その後、個別に整理するなど、今年はコロナの影響で長期休業の期間も短くなっている為、教職員も有効に時間を活用していかねばなりません。働き方改革ですね。
先週の金曜日(12月25日)の2学期終業式は、体育館が寒いので遊戯室で行いました。(毎年この時期の集会は遊戯室を利用しています。)今年度は、密になるのを避けるために幼稚部、小学部、中学部&高等部と、3つに分かれての終業式となりました。校長の挨拶を以下に示します。
令和2年の2学期は今日で終了です。今年度は、コロナウイルスの影響で、とても大変な一年でした。入学式が遅れ、その後学部ごと分かれての登校、普段通りに始まったのは6月からで、夏休みも短くなりました。
現在、山形県でも感染者がとても増えていますが、皆さんが毎日手洗いをきちんと行い、マスクやフェイスシールドを着け、距離をとって話をするなど、感染症対策を進めてきたおかげで、本校では誰一人コロナに感染していません。冬休みの間も、家庭でしっかりと感染症対策を行い、安全に過ごしましょう。
さて、校長先生と約束をしている3つのことは今学期も守れましたよね。10月の山聾祭では、「思いやりの心」をもち、「ルールを守り」ながら、「大きい声」で発表できたと思います。どの学部の発表も一人一人の良さが十分に発揮されていて、お父さん、お母さん、先生方もみんな喜んでいました。来年は、もっと多くの人に見ていただけることを願っています。
いつもの冬休みであれば、初詣や家族旅行、親戚へのあいさつ回りなど、年末年始の行事を経験するときですが、この状況では難しいかもしれません。大掃除や雪かきなど、できることを探して取り組んでください。また、今年を振り返り、しっかりと自分の生活を反省し、新たな目標を立ててください。
「一年の計は元旦にあり」です。
それでは、令和3年1月6日の3学期始業式の日に、にこにこ笑顔で会いましょう。よいお年を。
本当に大変な一年でしたが、皆様の協力のお陰で、何事もなく無事に元気で過ごせた一年でした。来年も安心安全な学校生活を過ごしながら、生きる力を高めていくことができるよう、引続きご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
令和2年12月28日
山形県立山形聾学校
校長 大原 良紀