高等部普通科
各生徒の発達段階と適性を十分考慮し一人一人の生徒がもっている能力を適切に伸ばすように指導・支援していきます。一人一人の人格を尊重しながら、能力や可能性を伸ばし、社会生活に対応できる人間の育成をめざしています。
方針としては
- 障がいを正しく理解し、様々な困難を主体的に克服しようとする向上心と、相手の立場になって考えられる思いやりの心を育てる。
- 進路に応じた類型や選択科目、現場実習を設定して進路の実現を図る。
- 社会的自立に向けたコミュニケーション能力と判断力をはぐくむ。
- 家庭との連携を密にして生徒理解に努め、一人一人の個性を尊重しながら能力を適切に伸ばす。
具体的には
- 生徒会やホームルーム活動などでの話し合いを通して、日常活動の活発化を図り、自治能力を養います。
- 社会性の育成を図るために、地域交流、校外学習や各種大会への参加など、広く人と関わる体験をします。
- 各種検定への取り組みを通して、学習意欲の向上と学力の定着を図ります。
- 一人一人の能力を適切に伸ばすため、家庭と連携を密にしていきます。
学習について
- 本校高等部は普通科です。
- 様々な困難を乗り越えていこうとする心と柔軟な思考力を育てます。また、各自の社会自立に向けて教育機器などを有効に活用しながら学力の定着を図っています。
- 教育課程はⅠ類型とⅡ類型、重複学級を設け、興味・関心、希望進路等に応じた教育を行います。
類型の特徴
| I 類型 | II 類型 | 重複学級 | |
| 特徴 | 学力の向上を目指し、柔軟な思考力を身につけます。 | 基礎学力の充実とともに、職業自立に必要な知識・技術などを幅広く学習します。 | 卒業後、就職や社会参加できる力を身につけます。目的達成のために、基礎学力の定着を大切にします。 |
| 進路の方向 | 大学、短大、専門学校、専攻科などへの進学を目指します。 | 専攻科、各種学校、障害者職業能力開発校、就職などの幅広い進路です。 | 就職、作業所など |
| 教育課程 | 国語、数学、英語、地歴・公民、理科などの学力の充実を目標にします。 | 基礎学力の充実とともに幅広い学習をします。2年次からは選択科目を設け、興味や関心、進路希望などに応じて学習します。 | 個々の生徒の能力や適正に合わせた教育課程を編成します。 |
| 検定等 受検実施 |
読字力検定、日本漢字能力検定、ワープロ実務検定、実用英語能力検定、実用数学技能検定、コンピュータ利用技術検定などを実施し、各自の力を伸ばしています。 | ||
その他
定期テストの前には学習会を実施し、学力の向上を図っています。朝読書を実施し、読書の習慣化を図り幅広い知識を学ぶようにしています。
生活について
目指す生徒像は
- 自分で考え、自分で判断し、責任をもって行動できる生徒
- 社会人としての常識を身をつけ、正しい価値観をもつ生徒
具体的には
- 正しい判断に基づき、社会に責任ある行動ができる。
- お互いの人格を認め合いながら、友情を育てることができる。
- 他からの指示を待つだけでなく、自ら考えて行動ができる。
- 職業を選択するための知識を身につけ、自分に適した職業を選ぶための準備ができる。
その他
- 男女ともに標準服を着用します。
- 生徒からの相談は随時受け入れ、定期的に全生徒対象に行っています。
進路について
進路指導の目標
- 社会の変化に主体的に対応できる能力、自己の在り方・生き方を自覚し、実現していく態度を育成します。
- 個々の生徒が自分の障がいを理解し、改善・克服を目指しながら、持っている能力や適性の伸長を図り、適切な進路の選択ができるようにします。
- 社会における人間関係などを学習し、社会生活に適応できる能力を身につけます。
取り組み
- 高等部入学時より、ホームルームでの進路学習・指導を中心に卒業後の進路について考えていきます。
- 職業理解を深めるために、また進路学習の一環として、事業所見学や体験学習などを行います。
- 社会人として必要なマナーや常識、規則正しい生活習慣について、身につけるよう学習します。
- 2学年では全員が就業体験学習を行います。
- 就職希望者には職業適性検査を実施し、その後の学校生活や進路決定に生かしています。
- 家庭での相談や理解を大事にして進路希望調査等を実施し、三者面談や相談などをしています。
2学年時での就業体験学習
高等部2学年では全生徒が現場で職業に関わる就業体験学習を行います。職場での実習を通して、自分の適性などについてより確かな方向性を見出すようにしています。積極性や協調性などを身につけ、安全に留意し率先して仕事に参加する態度を養います。また、個人の課題などが浮き彫りになってきますが、それらを生かしながら希望する進路実現に向かって努力する意志や能力を養います。
3学年卒業後の進路先
進学(本校専攻科、筑波技術大学、各種専門学校、宮城障害者職業能力開発校など)、就職(一般企業各社ほか)、障がい者自立支援法による就労継続支援や、就労移行支援利用等、個に応じて、幅広い進路先が決定されています。
行事
様々な行事がありますが、その中でいくつかを紹介します。
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新入生歓迎会 新1年生を迎え、生徒会が中心となって楽しい歓迎会を計画しています。 |
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交流及び共同学習 地域の農家の方々や他の高等学校と交流をしています。「ぶどう箱作り」を通して地域の産業を理解することや、農家の方と触れ合う中で社会性を身につけることなど多くのことを学んでいます。その他地域の方を講師とした学習も行っています。 |
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職場見学 生徒たちの希望も取り入れながら、様々な内容で実施しています。平成22年度は、工場や会社、学校見学に行きました。 |
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修学旅行 平成22年度は京都、大阪、奈良方面へ行ってきました。生徒たちはしっかりと事前学習を行い、お互いに協力しながら思い出に残る3泊4日間となりました。 |
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運動会 全校生が一緒に行います。全校のリーダーとして、応援団はじめ様々な場面や競技で活躍をします。 |
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山聾祭 全校生が一緒に行う、山形聾学校の学校祭です。「作品展示」への出品や「ステージ発表」、係活動のリーダーとして活躍します。 |
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卒業生を送る会 在校生が感謝と激励の心を込めて、楽しい思い出に残るような会を計画・運営します。会食やレクリエーションなど多彩な企画を考えます。 |
その他
コミュニケーションについて
- 意思や情報の正確な伝達や受容のために日本語の力の向上を図ります。
- 音声言語と文字言語に加えて、手話や指文字等を場に応じて、単独あるいは併用等、様々に使い分けて使用しています。
- 卒業後の社会の中で自立できるように、様々なコミュニケーション手段を使えるようにしています。
生徒会活動
- 生徒会は、委員会活動や生徒会行事を執行部を中心に、自治の力を培いながら活動します。また、学校の行事(学校祭や運動会、卒業生を送る会など)では、学校全体のリーダーとして活躍しています。
- JRC(青少年赤十字)に加盟し、奉仕活動などを行っています。
部活動
- 原則として全員加入制です。
- 卓球部と陸上部があります。
- 大会に参加しています。地区・県高校総合体育大会、地区・県国体予選陸上大会、県・全国障がい者スポーツ大会、東北地区聾学校体育大会(陸上・卓球)、全国聾学校陸上競技大会・卓球競技大会などに参加します。







