① 生徒の実態に応じて学習内容の充実や指導方法の工夫、改善に努め、分かる授業や
意欲につながる授業づくりを進める。
ア 日々の授業に加え、標準学力検査や諸検査等の客観的データも用いながら個々の実態把握を適切に行い、個別の教育支援計画・指導計画に生かす。
イ 聞こえや言語発達、障がい特性等についての知識や指導方法について研修し、PDCAサイクルを通して効果的な支援のあり方を検討・改善する。指導者間で共通理解を図りながら基礎的・基本的な学力の定着を目指す。
ウ キャリア教育全体計画やキャリア教育段階表をもとに、一人一人に応じた目標を設定する。体験的
な活動の中に自ら判断し行動する場面を設定し、将来の自立に向けて必要な基盤となる力を育てる。
(近隣中学校や地域との交流、職場体験、校外活動等)
② 生徒や保護者との信頼関係を築き、生徒一人一人が安心して学習や生活ができる環
境の充実に努める。
ア 学部・学級だよりなどを通して、生徒の目標や指導の意図、学習の様子などを発信する。
イ 保健体育や道徳科、学級活動などで、心身の健康に関する指導や安全指導の充実を図る。
ウ 生徒本人及び保護者等と合意形成を図り、一人一人の学習に取り組む意欲を高められるよう合理的配慮を行う。
エ 話し合う力を育てるために、学級を超えて複数で学習する機会を設けるなどの工夫することで、主体的で対話的に取り組む授業づくりを行う。
③ 関係機関との連携を密にし、将来の自立に向けて必要な基盤となる力を育てる。
ア 近隣中学校等との交流活動を通して、聴覚障がいへの理解・啓発を図る。
イ 医療・福祉等の関係機関との連携を図り、生徒一人一人の個性や思春期における特性を理解し尊重しながら指導に当たる。