2 重点
(1)確かな日本語力、学力を育む指導の充実
①標準学力検査や日本語検定等の結果、コミュニケーション手段を個別の教育支援計画・指導計画に生かし、生徒一人一人に応じたきめ細かな指導を行う。
②各教科等及び自立活動の学習を通して学習した言葉を、日常生活や話合い活動等に意図的に取り上げ、生活に般化できる日本語力を育てる。
③主体的な学びや表現力を高め、成就感や達成感が得られるように、各教科における指導内容の精選や課題追求の授業づくりを行う。
④基礎的・基本的な学力の定着を目指し、授業アンケート等を活用しながら個に応じた効果的な支援のあり方を検討・改善し、共通理解して指導にあたる。
(2)キャリア教育の充実
①キャリア教育全体計画やキャリア教育段階表をもとに、一人一人に応じた目標を設定し、保 護者との連携を図りながら指導にあたる。
②自己理解・自己管理能力を身に付けるため、体験活動を重視し、様々な場面で自ら判断、決定し行動する場面を設定する。
③多様な考えや立場を理解し、自分の考えを正確に伝えたり協力して活動したりできるように、自立活動や特別活動、総合的な学習の時間等において、集団で活動する場面を意図的に設ける。
④様々な人々とかかわる力や社会性を身に付けるために、目的意識をもって近隣中学校や地域との交流、校外活動等に取り組み、自分を振り返る良い機会とし今後につなげていく。