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校長室だより
校長室だより
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2022/03/30

令和3年度 校長室だより第18号

| by:admin
 令和3年度の「卒業証書・修了証書授与式」は、保護者の参列の下に予定通り行われました。幼稚部から高等部専攻科まで11名の卒業・修了生が、それぞれ新しい進路先へと旅立ちました。私にとっては最後の卒業生になるので、特に感慨深いものがありました。生徒会主催の「門出式」では、これまでを振り返り目頭が熱くなりました。
 


















 卒業式の1週間後には「離任式」が、こちらも予定通り開催できて、ほとんどの幼児児童生徒がお別れに集まってくれました。花束やはなむけの言葉を、子ども達だけでなく保護者の方々にもいただき、定年退職を本校で迎えられた喜びを?み締めました。
 また、離任式の前には以前の教諭時代に担任した卒業生を代表して2名が本校を訪問してくださり、とても懐かしく昔を振り返ることができました。たくさんのお祝いも頂戴し、ここで改めて御礼申し上げます。(花束を宅配便で送ってくださった方や、わざわざお出でいただいた卒業生の保護者にも感謝です。)
 今回は私だけでなく、いつもよりも多くの教員が退職することとなり、コロナ禍でなければ、多くの卒業生が学校を訪れたかったのかもしれませんが、また今後会える時が楽しみでもあります。在校生の皆さんも、卒業生の皆さんも、保護者の皆さんも、これからも明るく、強く、元気で過ごしてください。
 山形聾学校はとっても良い学校です。今度いらっしゃる庄司校長先生も、本校に長く勤めた先生で、信頼できるとっても良い人です。4月からも皆さんで一緒に、輝かしい歴史と伝統を築いてください。私も再任用先の「米沢養護学校」で応援しています。
 また逢う日まで。See You !

      令和4年3月30日 
                                                              山形県立山形聾学校
                                                     校長  大原 良紀


14:47
2022/03/11

令和3年度 校長室だより第17号

| by:admin
   あれほど積もっていた雪は、みるみる消えていき、春の日差しがまぶしい季節となりました。卒業式を間近に控え、廊下の装飾も華やいでいます。
    今週から、しばらく休工していた昇降口前のスロープと多目的トイレの工事が始まり、聴きなれない爆音が時折響きますが、来年度からよい環境になるための我慢と思って耐えております。工期が遅れたことにより、残念ながら私はスロープやトイレの使い初めはできませんが、誰にでも使いやすい設備ができる事には感謝し、完成後は大事に活用いただきたいと思います。
 活用と言えば、先日(株)テクノクオーツ様から「ポスタープリンター」を贈呈いただき、教材等を拡大コピーして授業で活用させていただいております。数十万円もするものであり、欲しくてもなかなか買えない機器でありました。こちらも大いに感謝し、子ども達の力が最大限に伸びるような授業を進めていきたいと思います。
 考えてみると、私たちは本当に様々な人やものに支えられて学習・生活してきています。今、悲しいことですが、ヨーロッパの方で行われている戦争のニュースを見るたびに、平和で、安全安心に学校に通えることに、いかに感謝しなければならないのかを実感しています。
 来週はいよいよ卒業式です。たくさんのことに感謝しながら、送る側も送られる側も立派な卒業式にしたいものです。私にとっても最後の卒業式は特に感慨深いものになると思います。コロナに邪魔はされないようにと願っています。

      令和4年3月11日 
                                                                            山形県立山形聾学校
                                                       校長  大原 良紀


13:58
2022/02/24

令和3年度 校長室だより第16号

| by:admin
 もうすぐ3月です。それなのに周囲はまだまだ真冬の景色。今年は本当に雪が多く、山形市でも10年ぶりに積雪量が80センチを超えたそうです。通勤・通学する道路にも雪の壁ができて、例年以上に危険が多いです。遠くから通学するご家庭においては、くれぐれもお気をつけください。
 学校内は学校技能員が雪かきを行い、安全安心を保っています。今週などは朝早くから、昼食の時間以外はほぼすべての時間で外に出て、スノーダンプやスコップを手に雪かきを行っています。私は自分の家の前の雪かきを30分しただけでも腰が痛くて大変なのに、子ども達のため、学校のために進んで雪かきを続ける姿に頭が下がります。私の前任校の米沢養護学校には、ガソリンで動かす小型の除雪車が複数台ありましたが、本校には1台もないので全て手作業です。




















 通学路や駐車場の雪かきだけでなく、緊急避難通路を確保したり、木に積もった雪を落としたりと広い校地内の雪をかき分けて頼もしい限りです。本日も雪がちらついていますが、山形県のコロナと共にそろそろ収まってくれないかと日々願っております。卒業式まで20日余りになり、本日からは卒業生を送る会などが、各学部で行われるようです。楽しみながらも、安全安心に配慮しながら工夫して行ってまいります。
 昨日(2月23日)の授業参観日には、お忙しい中多数ご参加いただきありがとうございました。「まん延防止重点措置」は終了しましたが、「リバウンド防止特別対策期間」ということで、会議室に集まっての「学校経営説明会」ができなかったことは、今年で最後の自分にとってはとても残念でした。配付させていただいた資料をお読みになり、ご質問やご意見があればぜひお聞かせください。幼児児童生徒も保護者の皆さんも満足して過ごせる聾学校を目指して、来年度も教職員一同精一杯努めてまいりますので、今後ともご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

      令和4年2月24日 
                                                            山形県立山形聾学校
                                                校長  大原 良紀


10:49
2022/02/07

令和3年度 校長室だより第15号

| by:admin
  2月になりました。コロナウィルスの勢いが止まりません。施設での感染や家庭内感染が多いようです。より一層感染症対策を徹底するようお願いします。また、本人の体調が思わしくない場合だけでなく、ご家族に発熱の症状などがある場合にも登校は控えてくださるよう重ねてお願い申し上げます。
 せつぶんまめまき
























    2月3日の節分の日に、幼稚部は豆まきをしました。私の扮装もこれが最後です。今年度もサンタクロースやお化けなど様々変身しましたが、幼児の真剣な表情が見られるこの行事は、また格別なものがあります。後ずさりをしながらも、鬼に向かって必死に豆を投げる姿に毎年成長を感じます。時には豆だけでなく枡も飛んできたりしますが、逃げ回ってばかりだった子が、鬼に連れていかれそうな友達を守ったりすることもあります。また、自分の苦手なことを頑張るなどと鬼と約束をする姿も、思わず微笑ましく感じてしまいます。(同じ被り物でも、福の神には皆安心してお話をしている姿を見ると、何だか不思議にも思いますが。)
 
























    現在、山形市は「まん延防止等重点措置」が適用されており、校外学習等は全て実施できません。楽しみにしていた雪遊びやスキー教室、買い物学習や施設体験学習等も中止や延期となりました。残念ですが、感染の危険が少しでも解消できないのであれば仕方がありません。ただ、中止とするのではなく、学習のねらいを達成するために、例えばスキー教室などは校内で別の形で行うようにしています。
 また、高等部の弁論大会は、密にならないように分散し、発表をオンラインで発信し、互いに見合って感想を言うという形態で行っていました。昨年度から今年に掛けて、オンライン学習については、教員も児童生徒も、ソフトもハードも大きく進化しています。この点に関してはコロナ対応により進んだものだと思います。
 今後も感染症には十分注意しながらも、コロナを言い訳にせずに、子ども達の力を伸ばす経験、生きる力を高めるための取り組みを行っていきたいと考えます。卒業式まで残り少なくなってきましたが、教職員一丸となって頑張りますので、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

      令和4年2月7日 
                                                                                        山形県立山形聾学校
                                                           校長  大原 良紀

13:31
2022/01/11

令和3年度 校長室だより第14号

| by:admin
 明けましておめでとうございます。令和4年寅年です。私は年男です。校長室だよりを更新するのも残り3か月ですが、最後まで山形聾学校の近況をできるだけ多く発信していきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 1月6日(木)は、3学期始業式でした。とても寒い日でしたが、嬉しいことに、一人も休むことなく幼児児童生徒全員が元気に登校しました。
 始業式も、終業式と同様に、幼稚部、小学部、中・高等部の三つに分かれて行いました。終業式での校長挨拶(幼稚部は別)は以下の通りです。

3学期始業式
 
 























 皆さん、明けましておめでとうございます。令和4年、新しい年のスタートです。皆さんにとって今年が昨年より、良い年であることを願います。
 ここで、新しい山形聾学校の仲間を紹介します。中学部2年生です。たくさんお話をして早く仲良くなってください。
 新年にあたり、今年の目標、頑張ることは決めましたか。「規則正しい生活を送る」、「試験に合格する」、「新記録を出す」など、目標を決めたらそれに向かって毎日努力することが大切です。日々の努力は生きる力となります。
 令和4年は始まったばかりですが、今の学年は3月で終了です。卒業式まではあっという間です。一日一日を大切に過ごし、自分の目標達成に向けて一生懸命取り組みましょう。三つの約束は今年もしっかり守りましょう。
 今年も雪の多いお正月でしたね。雪かきなどのお手伝いはできましたか。これからも降雪が多いようです。通学時には十分気を付けてください。
 東京などでコロナの感染者が増え始めています。新しいウイルス(変異株)は感染力が強いようです。今後もしっかりと手洗いやマスクの着用をお願いします。
 今年も皆さんと一緒に、明るく楽しい山形聾学校を築いていきましょう。
 
 令和4年の始まりと共に、コロナの感染者が全国的に増加し、いよいよ第6波が到来したとも言われています。山形県でも感染者が二けたになる日もあります。本校では今後も感染者を出さないように、換気や消毒を引き続き徹底していきます。子ども達にも手が冷たくても毎朝の手洗いをお願いしています。油断大敵。ご家庭でもご協力の程よろしくお願いいたします。今年も健康が一番です。

      令和4年1月11日 
                                                           山形県立山形聾学校
                                                   校長  大原 良紀


17:17
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日誌

校長だより(R4~) >> 記事詳細

2023/10/19

校長室だより(校長室で演奏会、後期始業式の話、前期終業式の話)

| by:編集担当



校長室で演奏会

 10月某日、小学部の児童2名によるリコーダーの演奏が昼休みの校長室でありました。
(9月に行われた小学部の発表会当日は、二人で演奏できなかったため、今回リベンジ演奏
をすることになりました)
 たくさんの観客の中、しっかりとリズムを合わせた二人の演奏はとてもすばらしかった
です。演奏後、聴いていた児童から「二人一緒の演奏を聴くことができてうれしい」と感想
発表もありました。




R5年度 後期始業式の話     令和5年10月3日(火)

 今日から、令和5年度 後期の学習が始まります。
 これから、どのような学習や行事があるでしょうか?
 みなさんは、どのような目標を立てていますか?
 10月は山聾祭がありますね。今年は、皆さんや家族のほか、お客様にも来て
いただけるよう、色々なところに案内を出しています。皆さんが、一生懸命に練
習したことや学習のまとめをしたことをたくさんに人に見てもらえるのを楽し
みにしています。山形聾学校の仲間、みんなで協力して、素晴らしい山聾祭にし
ていきましょう!
 去年、皆さんに学習のアンケートを書いてもらったところ、「自分から調べた
り尋ねたりすること」「復習や予習をすること」があまりできていないという答
えが多かったようです。
 後期の学習では、先生から教えてもらうばかりでなく、自分で「何だろう?」
と疑問に思ったり、「どうしてだろう?なぜだろう?」と原因や理由を考えたり
して、自分から調べたり尋ねたりすることを頑張ってみましょう。
 学校で勉強したことを家の人や寄宿舎の先生に教えることは、とても良い復
習になります。また、明日、学習するところを開いて、読み方や知らない言葉の
意味を確かめておくと、学校での授業が分かりやすくなります。こうした復習
や予習もがんばってみましょう。
 特に、中学部・高等部の3年生、専攻科2年生は、進学や就職が控えていま
す。自分の夢を実現するために、最後まで学習や練習に取り組んでほしいと思
います。
 近頃、急に涼しくなりました。これまで通り、うがいや手洗いなど感染予防を
しっかりしながら、充実した学校生活を送りましょう。



R5年度 前期終業式の話     令和5年9月29日(金)

 今日で、令和5年度 前期の学習が終了します。幼稚部から高等部専攻科ま
で27名の皆さんが学習や部活動などに励んできました。
 今年は、新型コロナウィルス感染症の流行がまだ続いていたり、例年になく
とても暑い日が続いたりしました。グラウンドや体育館での活動も熱中症予防
のためできないことが続きましたね。それでも皆さんは、校舎や寄宿舎の先生
方とともに安全に生活し、それぞれの学習に取り組んできました。
 前期は、全校での運動会がありました。少ない人数になったことを感じさせ
ないくらい一人一人が自分の競技や役割に取組みました。今年は、卒業生やた
くさんのお客様がいらっしゃり、皆さんが元気に活動している様子が素晴らし
かったと言っていただきました。
 小学部や中学部は、修学旅行や校外学習に向けて、自分たちで計画を立てた
り、目的地を調べたりし、めあてを達成した様子がたくさん見られました。教室
に貼ってある学習のまとめに皆さんのがんばりが現れていました。
 高等部・専攻科は、就労体験を2度行うことができました。学校を卒業した後
にどのような職業に就くか、自分が得意なことや努力しなければならないこと
は何かを考えるために大切な学習だったと思います。前期に学習したことをこ
れからの夢の実現に向けて、後期の学習や生活に生かしてほしいと思います。
 部活動についても、体育館やグラウンドでの活動ができない日が続きました
が、屋内でできることに取り組んだ結果、中体連や高体連などの大会で、ベスト
記録を更新したり、練習の成果を発揮したりできたことも素晴らしかったと思
います。
 一人一人が、自分の目標に向かって、「体」を、「知識」を、「心」を、磨き鍛
えて、明るく強くたくましく成長していることがとても嬉しいです。学校の先
生方も授業や部活動、寄宿舎での生活、給食、校舎や校庭の整備、学校生活を支
える事務などを通して、皆さんを支え、導いてきました。感謝の気持ちをもっ
て、後期も頑張っていきましょう。


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